iPhoneで撮影したムービーからGIFアニメを作ってブログに載せたいなと思い、GIFアニメの作り方を調べました。
GIFアニメを作る理由
youtubeなどと違って、再生ボタンを押さずともムービーが流れるので、ずっとブログのページ内で再生し続けたい場合などに便利かと思ったので。
あとは、ただの自分の興味です。笑
以下、GIFアニメのサンプルです。ミニカーが沢山飛び出してきます。
参考:当ブログは、はてなブログです。ブログサービスによって、この辺りの動きは変わるかもしれません。
ffmpegが一番お手軽にGIFアニメが作れる
色々探した中で、ffmpegというツールが一番お手軽にGIFアニメが作れそうでした。
今回は、Windows10でのインストール方法を書きますね。
※macは「brew install ffmpeg」でffmpegをインストールできるみたいです。
まずはffmpegをダウンロード ツールのインストール方法は、まず以下の公式ページから、ffmpegをダウンロードします。
解凍&アクセス
zipがダウンロードできたら、zipを解凍してみると、以下のようなファイル構成になっていると思います。
この中のbinフォルダにffmpegの本体が入っています。
コマンドプロンプトから、この中のffmpegの本体を起動します。 まず、下のようにフォルダのパス「C:\~~~~」の部分をコピーします。
コマンドプロンプトを起動します。起動の仕方がわからない人は、左下のWindowsマークを押した状態で、「cmd」と打つと、以下の画面のようにコマンドプロンプトが出てくると思います。
コマンドプロンプトが起動したら、「cd 先程コピーしたフォルダのパスを貼り付け」でフォルダ移動ができます。以下の画面が参考です。
試しにフォルダの中身を表示する「dir」を打ってみましょう。以下の画面のように、ffmpeg.exeが表示されればOKです。
movをGIFアニメに変換してみる
さて、ここまでくればあと少し。 以下のコマンドを実行しましょう。
ffmpeg -i 変換前のムービーファイル(.mov等)へのパス 出力ファイル名(gifなど)
パスを入力するのが面倒だったら、そのファイルをコマンドプロンプトにドラッグすると、勝手にパスを入れてくれます。
出来上がり例は、以下のようになります。画像が小さいのでクリックして拡大してください。
実行してみると・・・プロンプトが動きだして、以下のように最後は止まります。
出力オプションについて
ブログサービスによっては、アップロードできるムービーのサイズに色々と指定があったりします。
当ブログの使っているはてなブログでも、容量10MBまでのファイルしかアップロードできませんでした。
ファイルサイズの制限を突破するには、出力オプションを使います。
出力オプションは、出力ファイル名の前に挿入します。
ぼくは、今回以下の2つを使いました。
ファイルサイズ(-s オプション)
例:-s 427*240
ビットレート(-b オプション)
例: -b 8
オプションの一覧は、以下のサイトに沢山載っていました。
さて、前述のファイルサイズとビットレートを指定した場合、以下のようなコマンドになります。
ffmpeg -i 変換前のムービーファイル(.mov等)へのパス -s 427*240 -b 8 出力ファイル名(gifなど)
冒頭に紹介した以下のムービーも、このオプションをつけて、はてなブログにアップロードできるように変換しました。
いちいちフォルダ移動が面倒だったら、パスを追加する
毎回、ffmpegのフォルダに移動するのが面倒だったら、ffmpeg\binフォルダに、パスを通してしまいましょう。
パスの通し方は検索すれば色々と出てくるはず!
その他:GUIで編集できるFilmoraも試したけど。。
他にもGUIが充実したツールだと、Filmoraという動画編集ツールも見つけたんですが、フリー版だと、作成したムービーの下にど~んと「Filmoraで作りました」的な文言が出ちゃうんですよね。
これはちょっと辛いし、お金を払ってまでGUIが使いたい訳でもなかったので、ffmpegを採用しました。