VirtualBoxで構築したubuntu Serverにpostgresql 11をインストールしてみようと思います。
バージョン情報
- ubuntu server 18.04.3 LTS
- posgresql 11
aptリポジトリを追加する
以下の公式ページのリンクを参考に、aptリポジトリを追加&署名する。
リポジトリに行を追加
- /etc/apt/sources.list.d/pgdg.list をviで開く(なければ新規作成)
- 以下を追記
deb http://apt.postgresql.org/pub/repos/apt/ bionic-pgdg main
リポジトリ署名キーをインポートし、パッケージリストを更新
wget --quiet -O - https://www.postgresql.org/media/keys/ACCC4CF8.asc | sudo apt-key add - sudo apt-get update
apt-getコマンドでインストール
以上で準備が整いました。以下のコマンドでインストールできます。
apt-get install postgresql-11
インストール後の設定や操作
いくつか必要な設定を記載しておきます。
postgresユーザーの作成
通常、apt-getしたユーザーでは、postgresqlのDBに接続することはできません。
postgresというOSユーザーが作成されているので、これにユーザー変更しましょう。
そのために、postgresユーザーのパスワードを設定します。
passwd postgres
必要に応じてsudoを付けてください。
その後、postgresユーザーにsu(ユーザー変更)してください。先ほど設定したパスワードを求められるはずです。
su postgres
データベースの作成
デフォルトのデータベースはpostgresですが、それとは別に用途別データベースを作るのが一般的です。
createdb testdb
データベースへ接続する
psqlコマンドで、postgresqlを操作して、SQL文等を発行することが可能です。
psql -d testdb
テーブルを作成する
create table文でテーブルを作成できます。以下は一例です。
create table test_table(id int);
テーブル一覧を確認する
以下のコマンドで、テーブルの一覧を表示できます。
\du
データを挿入する
insert into文でデータを挿入できます。以下も一例です。
insert into test_table values (1);
その他、SELECT、DROPなど色々ありますが、SQLの詳細になりますので割愛します。
不明点やおかしな点があればお知らせください。