リバースプロキシとは、特定のURLに対するリクエストを、別のURLに転送する仕組みのことです。
使い方をマスターしておくと、いろいろな場面で使えるので便利な機能です。
今回は、LinuxのCentOS7での設定を書きます。
他のOS、ディストリビューションについては、読み替えてください。
httpd.confにProxyの設定を追加するだけです
とっても設定は簡単です。
rootユーザー、もしくは sudo で、以下のパスの設定ファイルを開いてください。
今回は、viで開く例を書きますね。
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
ファイルの最後尾に、以下のコマンドを書いて下さい。
ProxyRequests off ProxyPass 転送元パス 転送先URL ProxyPassReverse 転送元パス 転送先URL
たとえば、「/g」のリクエストを、全部「http://www.google.com/」に飛ばすとこうなります。
ProxyRequests off ProxyPass /g http://www.google.com/ ProxyPassReverse /g http://www.google.com/
記入したら、設定を保存してください。
(viだと、「:wq」)
httpdサービスを再起動しよう
以下のコマンドで、httpdを再起動して、設定を有効にしましょう。
systemctl restart httpd
設定と反映が完了したので、アクセスしてみよう
http://localhost/g にアクセスしてみたところ、googleに転送されました。
これで成功です。
こんな感じ。
ぜひ活用してくださいね。