適当な名前でログインユーザ名を作ってしまったので変えたくなりました。

WSLのログインユーザーを変更する方法をメモします。
まずは WSL OS側にユーザー追加する
WSL で OS に入ってadduserコマンドでユーザー追加します。
$ sudo adduser ユーザー名
wsl -u オプションで入れます
wsl -uコマンドでユーザー指定してログインできます。
wsl -u ユーザー名
WSL でディストリビューションの既定ユーザーを変更する
これでは変更が面倒なので、規定のユーザーを変更します。
こちらによると以下でできるそうなのですが...
ディストリビューション名 config --default-user ユーザー名
あれ?command not found だ。
PS C:\WINDOWS\system32> Ubuntu config --default-user mame Ubuntu : 用語 'Ubuntu' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されま せん。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してく ださい。 発生場所 行:1 文字:1 + Ubuntu config --default-user mame + ~~~~~~ + CategoryInfo : ObjectNotFound: (Ubuntu:String) [], CommandNotFoundException + FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException
小文字(ubuntu)にしても一緒でした。
先程の MS のサイトには、
これらのディストリビューションには実行可能ランチャーがないため、インポートされたディストリビューションではこのコマンドは機能しません。 代わりに、/etc/wsl.conf を使用して、インポートされたディストリビューションの既定のユーザーを変更できます。
とあり、インポートなんかしたっけ?と思いつつ、やってみます。
/etc/wsl.conf を変更する
まずは、wsl で環境に入ります。
/etc/wsl.conf を開いて、中のファイルのユーザー名を書きかえます。
私は vi でやりました。
$ sudo vi /etc/wsl.conf
以下の default を書き換える。
[boot] systemd=true [user] default=ユーザー名
そうしたら、exit で抜けます。
wsl を落とします。
wsl --shutdown
そして、wsl で入ります。
こんな感じで、(私は mame というユーザーに変えました)反映されてました。
$ whoami mame