IISはWindowsでお手軽インストールできるWebサーバー
お家のデスクトップでとりあえずWebサーバーを使ってみたい、という人向け。
まずはWindowsのデフォルト機能で使えるIISを試してみては?
IISとは
インターネット・インフォメーション・サービスの略で、MicrosoftがWindows上で動かせるWebサーバーとして開発しました。
Wikipediaで調べてみたところ、WindowsNTの時代(1996年)からあるんですね。
IISを有効化する
さて、ではIISを有効化して使える状態にしていきます。
コントロールパネルからWindowsの機能を追加
コントロールパネルを起動します。Windowsマークから、「コントロール」と打ち込めば表示されます。
その後は、「プログラムと機能」を選択してください。下の画像のようになるので、左側メニューに表示されている「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択。
Internet Information Service を追加
「Windows機能の有効化または無効化」から、「インターネット インフォメーション サービス」にチェックを付けて、OKを押します。
しばらく待っていれば、設定が完了します。
localhostにアクセス
反映できたら、稼働確認をします。EdgeやChromeなどのブラウザを立ち上げて、アドレスバーに「http://localhost」を入れて見てください。
IISのデフォルト画面が表示されれば無事セットアップ完了です。
IISマネージャーでセットアップ
デフォルトのTOP画面だけ出でも仕方ないですよね。笑
IISマネージャーで設定を確認・変更しましょう。
Windowsキーを押して、「IIS」と入れればIISマネージャーが表示されると思います。
以下がIISマネージャーの画面です。この画面で色々な設定が変更できます。
html配置ディレクトリを変更
デフォルトだと、「%SystemDrive%\inetpub\wwwroot」に配置したファイルが表示されます。
下の画像のように、Default Web Site > 基本設定 > 物理パス で、html配置ディレクトリを変更できます。
html配置ディレクトリという名称が正しくないかもしれません、Apache httpd で言うところのDocument Rootのことです。
今回は、パブリックのドキュメントの下に「html」フォルダを作りました。
中には、index.htmlファイルを置いてあります。
アクセス権限設定
下の画面のように、「Users」グループに、読み取りと実行、フォルダーの内容の一覧表示、読み取りの権限を与えてやる必要があります。
再度localhostにアクセス
そうすると、「index.html」に記載した内容に変わっていると思います。
この要領で、どんどんhtmlファイルを追加したり、編集していけばOKですよ。